新型コロナウィルス感染が拡がり続ける影響から、世界各国では非常事態宣言が発令され、日本でも全国民に外出禁止が強いられた。更に今年開催予定であった東京オリンピックにおいても歴史上初の開催延期となり世界的に非常事態が起きている事は、誰もが理解できる。
野球部にとっても、高校生活最大のイベントともいえる野球大会も全て開催中止となり、野球部員は心身ともに大きなダメージを受けた。
また、岐阜県立岐阜商業高校(県岐商)の春の甲子園出場も大会中止となった事で、球児の希望が見事に打ち砕かれたことは言うまでもない。
岐阜ボーイズから一緒に頑張って来た仲間3人の出場が決まり、甲子園の舞台で活躍する彼らの姿を想像していただけに他人事とは到底思えず、人生に関わる一大事ともいえるだろう。
そんな状況の中少しずつ感染の勢いが減少をみせ始め5月半ばには非常事態宣言が解除されたこともあり、全国各地の自治体は様々な競技において大会の救済措置を検討し始めた。野球においても嬉しい事に地方大会開催が決まった。暗い闇からの一筋の希望の光が…
しかし、新型コロナウィルスはまだまだ密かに拡がりをみせているため気は抜けない。決定した大会がまたいつコロナ感染拡大にて中止になるかもわからない中、今一人一人ができる事は感染予防対策と体調管理をしっかり行いいち早く練習を再開する事である。
そして球児達の熱い思いと悔いのないプレーができる大会開催ができるよう心から願うばかりである。
そんな彼らを全力でサポートする為に、まずは生活環境・教育環境をしっかり整えて親も子も野球練習再開に臨んでいきたい!
いよいよ明日から通常登校!通常授業にくわえ部活動再開となるため、運動不足による怪我だけは細心の注意を払って臨んで欲しいものである。