母の野球奮闘記!

親子で経験した硬式野球!お茶当番や様々な両親の役割を、母親目線で呟いています。賛否両論様々なご意見があると思いますが、こんなチームもあるんだと参考になれば幸いです。

父と過ごした少年団での楽しい野球経験を終えた息子は、半ば勢いで中学硬式野球に入団したが、厳しい指導と過酷な練習に心と体がつまずいた。また母も、当番という大きな負担が生活を一転させ、息子とともにつまずいた。
卒団までの辛抱と心に決めた親子は、新たな決意と共に忍耐の日々が始まった…と思っていた。
しかし、あっと言う間に一年が過ぎ、なぜか親子は練習と当番の日がそんなに辛くなくなってきた。負担ばかりだと考えていたが、いつしか父母そして子供達の絆が深くなり、そんな仲間と共感することで負担への気持ちが軽くなったのかも知れない。
そんな様々な変化において、母と子の野球奮闘記として記録に残してみようと思う。

高校野球での親の役割や負担


クラブチーム野球での親の負担は以前述べたように、お茶当番と称して様々な役割があり大変でした。


当番に当たれば、朝早くから夜遅くまで時間が拘束され、心身の疲労だけでなく家事や姉妹の関わりにも大きく影響がありました。

しかし自ら選んだクラブであり、わかった上でのことでしたからそんな事は言ってはいられません。とにかく、毎週土日は野球中心の生活であったことは言うまでもありません。


念願の公立高校野球部に入部し、今後の親の役割などお話しを伺う機会がありました。

ありがたい事に親への当番は全くなく、試合の観戦や応援は『好きな時に来て、好きな時に帰る』でした。

『こうあるべき』という形はなく、ただ見ていて応援を…という理想的な関わりだと感じました。


費用も、学校指定のユニフォームや鞄はありますが、練習着やスパイクはクラブチーム時代の物が使用出来るので、中学硬式野球に比べると比にならないくらい安いように思います。

しかし、安いと言っても数万円はかかります。野球だからではなく初めて入る部活に入部するとなると、ある程度の初期費用は同じように生じるので想定範囲といえるでしょう。


結論からお話しすると、親の役割や負担は本当に少ないと感じました。


ありがたいものです。

ボーイズ経験があったからこそ!

高校野球部に入団し、硬式・軟式野球経験者が多いことは言うまでもない。


週末のみの練習であったボーイズの時とは違い、遠方にある高校に通うために朝早く起きる。そして自転車と電車をのりついで1時間ほどかけて登校し、学業に励む。

放課後19時頃まで部活に励み、疲れた体で帰宅する。さらにそこから塾に通う日もしばし…


過酷だった週末のみの練習から、毎日遅くまでの練習になり、勉強との両立も厳しい環境であることは言うまでもないだろう…


練習は基礎トレーニングでひたすら走り、筋トレなどボーイズと変わらない厳しさであると息子はいう。でも、ボーイズで鍛え上げた忍耐力があるからこそ大したことではないんだとか…


心も体も随分強く大きくなったなぁと改めてボーイズにいた3年間に感謝さえ覚えた。


ボーイズは、辛く厳しい環境にも耐えられる力をつくってくれた。

息子にとってなくてはならない貴重な時間だったと言える。


ここへきて、結果的に夫婦の負担や苦労はすべて報われたとも思える。

入学後、初の練習試合!

ゴールデンウィークに突入した清々しいお天気の中、長良川を吹き抜ける風を背に高校入学初の練習試合が行われた。


卒団後、しばらく離れていた野球の感覚を取り戻すべく、幸運にも初試合にでるチャンスを得た!


4回裏には一塁手として守備へ、6回表には二番手の打順に立つ!

息子の緊張が手に取るように伝わり、父母ともに緊張が走る!

久しぶりの緊張感!心地よいような胃に悪いような…


とにかく、見守る側にも試合に参加しているような緊張感が得られ、これがあるから野球観戦をやめられない!

野球をする我が子に感謝しながら改めて試合を見守るが…

試合には勝利したが、息子自身は残念ながら課題が残る結果で終わった。

高校に入って初試合から得た課題を踏まえ、明日からまた練習を重ねて頑張ってくれることだろう…